年末なので今年使ったプログラミング言語を振り返り、最新バージョンの様子をチラ見した。
Perl
仕事でwebサービスのサーバーサイドの用途に使っている。 プライベートでは使うことはあまりない。と思ったが、BSD版とGNU版のsedの違いを調べるのが面倒になり、代わりにPerlを使うということもあった。
使っていたバージョンは perl 5.34で、最新バージョンは 5.39.6 だ。
5.38 では class 構文が追加されたり、モジュールの最後に1;を書かなくてよくできるという変更があるようだ。
Perlは後方互換性を重視する言語なのに、大きな変更も少しずつ入っていて感心する。
Go
仕事でAPIサーバー用途で使っている。仕事でGoを使うのは初めてだったので、Goのいいところも微妙なところも実感できた一年だった。
使ったバージョンは1.18または1.20で、最新バージョンは1.21。
min, max, clear がbuilt-in 関数に追加されたり、標準ライブラリに log/slog, slices, maps, cmp 追加されたり、色々と追加されている。WASIへの対応について今はexperimentalということだが今後の動向が気になる。
Goについては今後も適材適所で使っていきたい。
Python
主にプライベートで、簡単なスクリプトなどを書くときなどに使っている。OpenAIのAPIを叩いて遊ぶときなどにも使う。
主に使ったバージョンは 3.10で、最新バージョン: 3.12。高速化や、型ヒント周りの変更が気になった。Never型が追加され、ジェネリクスの新しい構文などが入っている。個人用のスクリプトでもなるべく型ヒントをつけようと思っているので、進化しているのはうれしい。
- New type annotation syntax for generic classes (PEP 695).
https://docs.python.org/3.12/whatsnew/3.12.html#pep-695-type-parameter-syntax
https://docs.python.org/ja/3.11/whatsnew/3.11.html#summary-release-highlights
その他
TypeScript、JavaScript、Kotlin、Java、Swiftなど、その他のプログラミング言語も眺めて行きたかったが、力尽きてしまった。